佐賀・唐津の結婚相談所「ブライダルハート・オポ」のブログです。
ブログをちゃんと読んで下さっている方が増えているらしく、今後もブライダルハートオポらしい深いテーマで婚活の悩み、問題、相談、提案を掘り下げていきたいと思います。
今日は婚活をする多くの方が思うこと「ありのままの自分を好きになって欲しいんです。」の意味を考えてみたいと思います。
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ありのままの自分を好きになって欲しい、これは一体どういう意味なのでしょうか。
自分はこういう人間なんです。これを変えることはできないだからこのままの自分を好きになって欲しいという思い、なんとなくわかりますが少しズレがあります。
自分は料理は得意じゃないからスーパーのお惣菜しか食べません。
自分はごろ寝してテレビを見るのが好きなんです。
自分は週末毎に遊びに出かけるのが習慣なんです。
と、ありのままの自分は主に生活スタイルを中心としたことから始まり、ファッション、趣味、休日の過ごし方、癖などと次々にその中に網羅されていきます。
しかしこの状態で「ありのままの自分」を押し通して果たしてより良い結婚ができるでしょうか。
逆の立場になって考えば答えはとても簡単です。
どのような場合でも「ありのままの自分」を主張する人とあなたは結婚して幸せになれると思いますか?
すべてを自分が相手に合わせていかなければいけないとなると、結婚生活などつづくはずもなくましてやブライダルハートオポが望む「豊かで生涯を通してワクワクする結婚」に結びつくはずもありません。
結論としては「ありのままの自分」を押し通すと「より良い結婚」はできません。
ついては「ありのままの自分を押し通す婚活」では「より良い結婚に結びつく婚活」になっていないということです。
かといって結婚のために自分の価値観を変えなければいけないということでもないのです。
「ありのままの自分」を押し通すことはできないのですが「あるがままの自分」でいることはむしろとても大切なことです。
「あるがままの自分」とは自分の生活習慣や趣味や好きなテレビ番組や食事などとは全く違います。
生活習慣や趣味は変化してしまうもので、それはありのままではないのです。
例えば自分は小さい頃からずっと好きで続けている趣味があるとします。例としてそれが野球だったとしましょう。社会人になっても地域の野球チームに入って野球をするのが自分の大切な時間だとすればそれはそれでいいのです。
この場合のあるがままの自分とは、少年時代のイキイキとした心を今でも持ち続けているという自分で、とても素敵だと思います。
いつまでも子供っぽいことを止められないのね、という見方しかできなかったら、その人の本当の「あるがまま」は見えていません。
ところが、あるがままでないのにありのままを主張するとこんな強がりになります。
私は普段からワンピースを着たりするのは好きじゃなくて、パンツでいるのがありのままの自分だから婚活でもこれを受け入れてくれる人でないと結婚できないのです。
これでは、ありのままを主張するただの「わがまま」になっています。
普段着に何を着ようとそれぞれの好きで構いません。それぞれがリラックスできる服を着ればいいのでしょう。
一緒に外出して過ごす時には、お相手が周囲からどのようにみられるのかということまで気持ちが及ぶようになることが相手への配慮を行動で表現したことになります。
あるがままの自分というのは本来みなさんとても素敵な魅力を持っている方だということなのですが、それにわがままが入り込んでくることを自分だと間違えてしまうと婚活では幸せをつかめません。
会員様の「あるがまま」を引き出すのもブライダルハートオポのカウンセラーの役目です。
逆に「わがまま」が出過ぎないようにアドバイスしていくのも同じくカウンセラーの役目です。
ブライダルハートオポのモットーである「己を知る」というのは、あるがままの自分を知るという意味です。
「あるがままの自分」は引き出されれば引き出されるほど、自分にどのようなお相手が向いているのかがはっきりとしてくるのです。
そしてそれは同時に自分のわがままをいつの間にか減らしていくことになっていきます。
「あるがまま」と「わがまま」は両立できないからです。
婚活ってただなんとなくやっているだけでは勿体ないことです。
婚活という時間を通してワクワクする時間を見つけたい方はぜひブライダルハートオポにご相談ください。