敬老の日に婚活がニュースになる時代

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コンビニで新聞にくぎ付けになる

数日前の敬老の日にふと立ち寄ったコンビニの入り口でくぎ付けになったのは「婚活」の二文字が目に入ったからです。

同時に目にはいった70歳という文字で、むむっとなりました。

70歳+婚活…。いや十二分に有り得ます。

ふたつの面に書かれた60代後半と70代の男女おふたりの婚活についての記事を読みました。

若い頃にわけあって生別になった女性、病気で奥様に旅立たれた男性。

それでも長い人生に新しいパートナーを得たいと結婚相談所を通してお見合いを重ねる姿がそこにありました。

60歳代、70歳代の婚活は特別なことではない

婚活そのものが社会的な活動になっている今、シニア層にもその活動が広がるのは自然なことです。

さらに広がりの理由には人生が100年時代と言われるようになったことも一因でしょう。

自分の周囲になんとなく長生きしている人が増えているような気がしてしまった。

ニュースでは人生90年くらいの資産を準備する必要があると言われると、自分も100歳近くまで生きるのではないかと思うようになると人生設計を考え直す必要も出てきます。

60歳を過ぎて寿命があとわずかに数年であれば、新しく人生のパートナーを迎えることもなく静かに余命を過ごしたいと考えていたのに、それがまだあと数十年も生きるとなるとどうでしょうか。

そんな人という動物の寿命という人生設計に一番大切な要素が変わりつつあるのです。

シニア層の婚活というと50代と思われていた時代ももう終わりました。

シニア層の婚活は今やアラセブンティー、70歳前後からスタートします。

シニア婚活の目的は人と違って全然OK

シニア婚活に積極的に活動される方も今までの人生はそれぞれです。

婚活に限らずみな今の人生を過去の経過があって学びながら来ているわけです。

結婚経験のある方になると結婚やパートナーに求めるものも個人差が広がるでしょう。

それぞれの人生を歩いてきた結果の差なのでそこはぜひ尊重していただきたいです。

婚活をされる大きな目的は結婚相手を見つけること。

でも婚活という活動をする目的は、バラエティに富んでいただいた方が良いです。

どんなことも目的達成だけに喜びを集中させると急ぎ過ぎて疲れてしまいます。

短距離も長距離も走るという過程そのものを楽しむからこそ楽しみも増すというものです。

それぞれの背景を抱えたシニア婚活の過程を楽しんでいただけるようにお手伝いしたいと思います。

さて、冒頭の新聞は西日本新聞の記事は、敬老の日からはじまったシリーズらしく「老春」となっていました。

青春にかけたのでしょうが、もう少し実に応じた呼び名がそのうちに出てくるといいですね。